『少年少女日本の歴史 増補版』(小学館)

 
ご注意

この記事は2022年8月17日に作成されたページです。すでに内容が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。

緊迫!大晦日掛け取り攻防戦

今回の取材対象は江戸時代の長屋。
当時は代金を後日まとめて支払う「掛け売り」が普通であった。
盆と暮れには掛け取りが代金を回収にやって来る。
枕屏風の陰で息をひそめる大工の留。
居留守を使う作戦らしい。
その時だった!
掛け取りの八百屋が屏風に飛び込んできた!
入り口には2人目の掛け取り、米屋の姿が見える。
彼も米屋にツケがあったのだ。
はたして留たちはこの窮地を切り抜けることができるのか!?

…というのは冗談ですが、
こちらの『少年少女日本の歴史』は歴史上の有名人に限らず、
市井の人々の視点も描かれております。
(ちなみに各時代のモブが実は血がつながっている説あり)

改訂の度にアップデートされており、
絵柄が違うページはそのためだそうです。(桶狭間が谷から山になっている等)

この小学生向けのようで実は大学受験日本史レベルの内容のシリーズ、
お子様もお子様でない方も夏休みのお供にいかがでしょうか。