映像と音声と文字

 
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この記事は2021年1月9日に作成されたページです。すでに内容が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。

1月8日、東京・神奈川・埼玉・千葉の首都圏4都県に緊急事態宣言が発令されました。期間は1月8日から2月7日までの1ヶ月間。まだまだ忍耐の日々が続くようです。

コロナ禍で急激に増えたのが「オンライン」です。オンライン会議、オンライン授業、オンラインライブなど。「オンライン」が得意とするところは「動画(映像と音声)」をリアルタイムに送ることです。自分の意見や気持ち、作品などの情報を、相手にダイレクトに伝えることができます。今回の宣言の中にも、企業のテレワークの推進という項目があります。「オンライン」は益々増えていくことでしょう。

ところで、文章を声に出して読んだ場合、相手が聞きやすいスピードの文字数は300字と言われています。アナウンサーも原稿をこれくらいのスピードで読んでいるそうです。対して、個人差はあると思いますが、平均的な読書スピードの文字数は600字くらい。同じ文章ならば、読み上げるより、黙読した方が2倍速いことになります。日本語の文章には、たいてい漢字が含まれているので、もっと差が開くことでしょう。

「オンライン」によって今後も、会社、学校、エンターテイメントなどの分野で「動画」は活用されていくことでしょう。「動画」の良さはたしかにありますが、情報を伝えるツールとしては、まだまだ「文字」には敵わないのではないでしょうか。